栗原食肉株式会社様
期待を超えた建築集合体・・・
代表取締役:津田 昭男様
2011年3月に起きた東日本大震の被災を契機に弊社の新築移転計画が浮上しました。弊社における新工場建設の狙いは、第一に環境の整備。第二に地域における畜産(食肉)産業の育成と牽引。第三に宮城県北(栗原市)における新規高卒者等を採用し、引き続き地域雇用の創出に貢献する、などの目標がありました。また、弊社には安心できる安全な食肉群を供給する責務があります。
その基本三原則が"HACCP思想"と言えます。HACCP思想の基本は
1.より衛生度の高い施設・設備
2.より生産性が高い効率的動線システム
3.業界のモデルとなり得る生産環境の構築
です。これらをクリア出来なければ、移転新築の効果が無いとの結論に至り、地元でも建築技術の優れた野口建設様にお願いすることにしました。
2013年3月、食肉生産工場としての最適な機能を有した施設は我々の「期待を超えた建築集合体」として完成しました。一つの大きな構築物に、それぞれ独自の業務機能を持つ各室群等が見事に合体され、機能的な動線はそこで働く社員に優しく対処してくれます。会社の規模の拡大に伴って経営内容が良くなっていくことが重要で「経営規模との拡大化領域」のバランスが取れている方向へと進化しています。
HACCP対応施設の効果は売上高にも顕著に反映し、旧工場時代との比較で2倍を超えています。大手ハムメーカーとのタイアップにも、充実した製造設備との安心から、自信を持った交渉が行われ売り上げ拡大に寄与しているのが現状です。工場新築を手がけていただきました、野口建設様には本当に感謝しております。
社会福祉法人宮城福祉会様
野口建設さんにお願いして間違いありませんでした。
理事長:遠藤 公夫様
社会福祉法人宮城福祉会は「明るく楽しい生き甲斐のあるホームの生活」を基本方針にし、地域福祉の向上に努めてまいりました。高齢者人口が増加する現在、介護サービスのニーズは増加の一途を辿っています。特に介護施設の需要は高く、多く施設で多数の入居待機者が生じる事態となっております。「特別養護老人ホームさくらの里若柳」は、所在地である栗原市の待機者数の解消のみならず、被災した沿岸部や近隣市町村の施設ニーズのへ期待に応えるため計画されました。
東日本大震災以降、施設にはより安全で安心な機能が求められるばかりではなく、入居者がその後も健康的で自律した生活が過ごせるよう「家」としての機能が求められるようになりました。その様な中で、当法人で既に工事実績のある御社に施工してもらうことは大変メリットのあることでした。事業を開始した現在、入居者やその家族、働く職員は言うまでもなく、地域住民からの施設に対する評価は非常に高く、私たちも大変満足しております。
モリタ宮田工業株式会社様
従来工法より約2割のコストダウンと短工期で完成
取締役 生産統括本部製造本部長
茅ケ崎工場長兼栗原工場長:満生 敦士様
当社は消火器を中心に事業展開する防災機器メーカーです。新製品のアルミ製消火器「アルテシモⅡ」の生産拠点として栗原工場に容器工場増設の計画をしました。今回の新工場建設に当たっては短期間での工場の完成はプロジェクトを成功に導くために必要な要素でありました。
新工場の建設面積は約1600㎡。平成27年11月着工から28年3月末引渡しという工期を厳守し、なおかつコストダウンを実現するに当たって、スタンパッケージを採用することに決めました。今回はスタンパッケージの優れた防音性も大きな費用対効果をもたらすものと確信しました。消火器は国家検定品です。品質には絶対の自信を持ち、消火器での初期消火は確実なものでなければなりません。野口建設様には同時進行する新設備の受け皿となる新工場の短工期での完成のご尽力、本当に感謝申し上げます。
まるき内科クリニック様
木の温もりに癒されるクリニック
院長:鈴木 慎二様
まるき内科クリニックは、平成28年5月、栗原市志波姫に開院致しました。糖尿病などの生活習慣病を診療の中心としています。かかりつけ医としても皆様から信頼されるクリニックを目指し、地域の医療に貢献していきたいと思っています。
私が開院に際し、一番大事にしたことは患者さんへの接遇です。患者さんに対する接客スキルだけではなく、クリニックのアメニティも大事に考えました。野口建設さんに施工を依頼させていただき、初診の患者さんでも入りやすい外観、気持ちが安らぎ癒される内観を実現していただきました。私のイメージどおりにクリニックは木の温もりが溢れています。
また、診療の流れに沿った動線に配慮していただき、クリニックのスタッフもスムーズに動ける空間です。開院後、野口建設さんのきめ細やかなアフターサービスにも満足しています。地域の皆様に貢献させていただくこと、野口建設さんと共通の理念です。
栗っこ農業協同組合様
消費者ニーズに応える新倉庫完成
代表理事組合長:吉尾 三郎様
栗原市で生産された米は、消費地から高い評価をいただいています。しかし来年産から産地が自主的に需給調整する仕組みに変わるなど米を生産する環境は大きく変化し、産地間の競争がさらに厳しくなり農家経営への影響が心配されるところです。
このような中で、当組合は消費者ニーズに応え産地間競争に打ち勝つため、新たな倉庫を栗原市高清水地区に建設しました。この倉庫は、2016年度産地パワーアップ事業を活用し、既存の倉庫を集約して低コスト化をめざし、集荷時間短縮と均質化装置による玄米品質の向上を図り、さらには、ラック式保管設備によって収納効率の向上が可能な施設となりました。
野口建設様には、限られた工期にかかわらず完成にご尽力頂き、本当に感謝しております。この倉庫を米販売の拠点倉庫と位置づけ、これまで以上のメリットを追求し組合員の所得向上につながるよう努めてまいります。